ホーム資料作成のポイントパワーポイントのコツPower Point機能レクチャー(Office 2010 version)①
今まで、企業の社員研修や勉強会のセミナーなどを行って来ましたが
今年に入ってから
大学で資料作成のゼミを行う必要性を感じ
大学関係者の方に、それに関する資料をお送りさせて頂いております。
社会に出てから、資料作成についてゆっくり勉強する機会って
殆どないのですよね・・・。
新社会人は、即戦力になる事を望まれており
入社早々、上司から
「企画書作って」
「資料作っておいて」
なんて頼まれて
四苦八苦する
という話をよく耳にします。
なので、今の時代
資料作成は学生の時に学んでおく事がベストなのではないかと考えました。
学生支援などを行っております企業に伺うと
新入社員でも
ある特定の有名大学出身の人の資料は
他の大学出身者より、ずば抜けて良い
との事です。
聞くと、その大学は
授業やゼミで資料作成を取り入れているとの事。
既に、ExcelやPower Pointの授業が必修となっている大学が増えているそうです。
まだ資料作成の授業・講義を取り入れていない大学関係者の方々で
資料作成に関するゼミを検討されておりましたら
お気軽にお問合せ下さい。
さて、前回のお約束通り、
このブログで
パワーポイントの使い方を少しレクチャーしようと思います
Microsoft Officeのバージョンは、最新の2013と、多くの会社が使用していると思われる2007の間を取って
2010でお教え致します。
ちなみに・・・2007と2010はとても似ているのだけど
2010と2013は、またちょっと変わってしまっています
せめて10年は、あまり仕様を変えないで欲しい・・・
では、皆さん、Power Pointを立ち上げて下さい
今日は、パワポを司っていると言っても過言ではない
「スライドマスタ」
の機能をご紹介致します。
リボンの「表示」を開いて、「スライドマスタ」をクリックして下さい。
(画像が小さくてごめんなさい 大きくする方法が分らないのです)
一番上にある大きなスライドの下に、小さなスライドが連なっています。
これを、一家族と考えて下さい。
一番上が、親マスタ、下に連なっているのが子マスタです。
親マスタに、オブジェクトを入れてみて下さい。
子マスタにも、同じオブジェクトが表れました
そう、親の言う事は絶対服従なのです(笑)
つまり、スライド全体を通して表示させたいモノを親マスタに設定する事により
1ページ1ページに設定する手間が省けます。
例えば、全体を通したテンプレートデザイン、ページ番号、会社のロゴ、等は
全てこの親マスタに設定します。
でも、本文中のデザインと表紙のデザインは少し変えたい・・・
表紙にはページ番号を表示させたくない
なんて事もありますよね。
その場合は
親マスタを反映したくないスライドを選択し
「右クリック」→「背景の書式設定」
の中の
「塗りつぶし」→「背景グラフィックを表示しない」
にチェックをします。
そうすると、反抗期の子マスタが出来ました。
(続く)